左京より豊岡市市街方面へ車で30分ほど走ると、天然記念物「玄武洞」を見る事ができます。
玄武洞は、約160万年前に起こった火山活動で流れ出したマグマが冷えて固まる際に、規則正しい割れ目を作りだし、柱状に美しい節理が形成されました。
玄武洞と清龍洞は、その地質的な価値と自然の作り出した節理の美しさや学術的な重要さから、1931年に国の天然記念物に指定されました。
現在では、白虎洞、北朱雀洞、南朱雀洞と共に、玄武洞公園として整備され、観光スポットとして親しまれています。
玄武洞公園、入口。
玄武洞までは、駐車場から少し歩きます。
階段はゆるやかです。
天然記念物「玄武洞」。
玄武洞公園の中心に位置する玄武洞は、江戸時代に採石場として人工的に作られた洞穴と、
彫り残された柱との対比がダイナミックな景観を見せています。
柱状節理の美しい「清龍洞」。
岩石の規則正しい割れ目を節理といいます。
それが清龍洞のように柱状になったものを柱状節理といいます。
清龍洞の柱状節理は、玄武洞公園の中でも、特に美しく壮大なスケールを感じる事ができます。
運が良いと(?)、玄武洞のゆるきゃら「玄さん」に会うことができます。
記念撮影もできるかも?
玄武洞公園のふもとに、玄武洞ミュージアムがあります。
駐車場も完備してあります。